基本情報

写真a

浅田 拓海

アサダ タクミ


所属センター等1

クリエイティブコラボレーションセンター

担当専攻 博士前期課程

環境創生工学系専攻

担当学科

創造工学科

職名

准教授

電子メールアドレス

メールアドレス

ホームページURL

http://www3.muroran-it.ac.jp/iplab/index.html

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 土木計画学、交通工学

  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 構造工学、地震工学

研究分野キーワード 【 表示 / 非表示

  • 空間系ビッグデータ

  • 道路維持管理

  • 空間統計解析

  • AI/IoT道路点検

研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • IoT/AIを用いた道路状態データベースの構築と活用

    地域景観,生体ストレス,舗装マネジメント,2009年 ~ 2020年

  • 空間系ビッグデータを用いた都市・交通の把握および将来予測

    GIS,データマイニング,空間統計解析,2014年 ~ 2020年

出身大学院・研究科等 【 表示 / 非表示

  • 北海道工業大学大学院

    2011年03月,博士後期,工学研究科,建設工学専攻,修了,日本国

出身学校・専攻等 【 表示 / 非表示

  • 北海道工業大学

    2006年03月,工学部,社会基盤工学科,卒業,日本国

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(工学)

    シークエンス画像を用いた道路の内部景観の評価に関する研究

職歴 【 表示 / 非表示

  • 中央大学 理工学部 都市環境学科 教育技術員

    2011年04月01日 ~ 2012年03月31日

  • 中央大学 理工学部 都市環境学科 助教

    2012年04月01日 ~ 2014年03月31日

所属学会 【 表示 / 非表示

  • 土木学会

  • 都市計画学会

  • 造園学会

  • Eastern Asian Society of Transportation Studies

  • 交通工学研究会

学術賞 【 表示 / 非表示

  • Excellent Poster Award (On-site) Bronze Prize

    2021年10月14日,IEEE Global Conference on Consumer Electronics (GCCE)

  • Excellent Student Paper Award (On-site) Outstanding Prize

    2021年10月14日,IEEE Global Conference on Consumer Electronics (GCCE)

 

IoT/AIを用いたネットワークレベル道路評価手法の開発・応用・実勢

研究開発の目的

地方道路マネジメントのための道路データコレクションとデータ活用

地方道路の維持管理・空間活用のために,地域の実情に応じた道路データコレクション技術を開発し,さらにそれらデータの活用方法を提案する.

研究開発の概要

市販のカメラを一般車両に取り付け,通常走行で道路状況を動画撮影し,AI等の多様な画像解析を適用することで,高頻度,網羅的な道路データコレクションを可能とする.さらに,これらデータに空間分析や統計モデルと適用して,効果的なマネジメント方策を提案する. ●ポイント ・市販のカメラを使用することで,イニシャルコスト,ランニングコストを大幅に抑えることができる. ・GPS内蔵の車載カメラによる撮影,解析のため,簡易,安全,定量的な調査が可能となり,道路点検・巡視結果を画像とともにデジタルマップ上に容易に可視化できる. ・全数調査データベースの構築が容易になるため,それを用いた客観的な優先順位付けや信頼性の高いLCC推計により,舗装維持管理や道路空間活用施策等のマネジメントに役立つ. ●これまでの研究・開発の成果 ・AI舗装点検システム「HibiMiru」の開発と実用化(北海道内の一般国道) ・走行式道路区画線診断システム(NETIS登録※活用促進技術) ・動画解析による自転車走行時の振動不快度評価手法 ・U-netによる舗装ひび割れのピクセルレベル検出とひび割れ率算出 ・XAIを用いた舗装ひび割れ診断と原因箇所の可視化 ・動画,走行速度,加速度を入力とするマルチモーダルAIによるIRI推定 ・動画の特徴点追跡(StereoBM)によるわだち掘れ量測定 ・CNNを用いた道路区画線損傷度の推定(連続量) ・画像ビッグデータを用いた地域景観の特性分析 ●今後の研究計画 ・道路巡視支援技術の構築と交通安全方策への応用 ・AI画像解析と気候変動データを用いたポットホール予知保全 ・道路評価DBの道路交通マネジメントへの活用 ・生体医工学を取り入れた道路アセットマネジメント

研究紹介

研究開発の特徴/利点

1.研究のポイント 2.研究の新規性
  • 道路管理者・利用者との共同開発
  • IoT/AIによる低コスト化・簡易化
  • 道路の維持管理・空間活用
  • 測定手法からマネジメント手法までの一括開発
  • 空間系ビッグデータ融合
  • 市販車載カメラによる多様な道路空間評価
  • 道路の連続性を考慮した安全・シームレスな測定
  • 全数調査データベースの構築と分析
3.従来の技術に比べての優位性 4.特許関連の状況
  • イニシャル・ランニングコストの低減
  • 作業時間・要員の低減
  • 測定時の安全性向上
  • ユーザーフレンドリーな測定・解析システム
  • NETIS:走行式道路区画線診断システム(HK-160014-A)
  • AI舗装点検システム「HibiMiru」
 

論文 【 表示 / 非表示

  • 機械学習モデルを用いたシェアサイクルシステム利用目的の推定

    丹度彪雅,大井啓史,浅田拓海,有村幹治,土木学会論文集,79巻,20号,Article Number:23-20039,2024年05月

  • 画像認識AIと顕著性マップを用いた融雪期道路の路面損傷評価手法

    日原弘貴,浅田拓海,後藤宏行,亀山修一,土木学会論文集,79巻,21号,Article Number:23-21015,2024年03月

  • 住宅分布と交通量を考慮した生活道路のネットワークレベル舗装評価

    浅田拓海,可知宏太,有村幹治,亀山修一,土木学会論文集,79巻,8号,Article Number:22-00168,2023年08月

  • マクロ交通シミュレーションを用いたオールドニュータウンへのオンデマンド交通の導入評価

    佐々木悠貴,有村幹治,浅田拓海,土木学会論文集D3(土木計画学),78巻,5号,(頁 I_741 ~ I_751),2023年05月

  • AIによる舗装診断システムを用いた北海道内の舗装ひび割れ発生原因の分析

    長屋弘司,浅田拓海,亀山修一,土木学会論文集E1(舗装工学),78 巻,2号,(頁 I_211 ~ I_218),2023年02月

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国際会議Proceedings 【 表示 / 非表示

  • Examination of Edge AI Technology for Real-Time Road Monitoring in Hokkaido

    Kazuki Matsumoto, Masanori Matsuda, Sho Takahashi, Takumi Asada,2024 IEEE 11th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE),2024年10月

  • Digital Maintenance of Cycle Routes by Using AI- Based Pavement Inspection Technology

    Hikari Yanagisawa, Takumi Asada, Takashi Kobayashi,2024 IEEE 11th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE),2024年10月

  • Network-level evaluation of bicycle riding safety and comfort on large cycle routes

    Takumi ASADA,PDRG Meeting 2023,2023年10月

  • The Effect of Sudden Acceleration on Ride Comfort in Railway Vehicles

    Tamás Simonek, Takumi Asada,2023 IEEE 10th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE),2023年10月

  • Spatial Extraction of Pavement Damage using Inspection Database with Car-mounted Camera

    Kota KACHI, Takumi ASADA, Mikiharu ARIMURA,2021 IEEE 10th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE),(頁 51 ~ 52),2021年10月

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論説・解説 【 表示 / 非表示

  • 説明可能なAIを用いた舗装のひび割れ発生原因判別手法の開発

    長屋弘司,浅田拓海,亀山修一,舗装,57巻,7 号,(頁 16 ~ 23),2022年07月

  • U-netによるひび割れスケッチを導入した簡易カメラ搭載型舗装点検技術

    浅田拓海,舗装,57巻,7 号,(頁 10 ~ 15),2022年07月

  • 特集「土木のデジタライゼーションーヒト・モノのデータ活用とIoTの可能性ー」

    浅田拓海,井上亮,中村晋一郎,松本茂,森野敬充,土木学会誌,105巻,5号,(頁 4 ~ 31),2017年05月

  • 特集「地方創生と学ー地域を育む土木の「知」と「人」ー」

    松本茂, 浅田拓海,佐藤正己,中村公一,山中亮一,土木学会誌,101巻,12号,(頁 6 ~ 37),2016年12月

研究報告 【 表示 / 非表示

  • 令和6年能登半島地震対応特別プロジェクト・報告会〜道路網被害と交通実態把握〜

    浅田拓海,井料隆雅,浦田淳司,佐津川功季,力石真,福田大輔,山口裕通,土木計画学委員会 令和6年能登半島地震対応特別プロジェクト・報告会,2024年06月

  • 台風10号被害が道路交通ネットワーク流に与えた影響に関する調査

    有村 幹治, 浅田 拓海,室蘭工業大学紀要,67巻,(頁 21 ~ 28),2018年03月

  • 空間系ビッグデータ適用による北海道地方都市のコンパクトシティ施策立案支援に関する研究

    有村 幹治 ・松田 真宜・浅田 拓海・長谷川裕修,北海道開発協会開発調査総合研究所 平成26年度助成研究論文集,(頁 15 ~ 59),2014年

学会等発表 【 表示 / 非表示

  • 路面ひび割れに着目した自転車走行環境に関する印象評価

    柳澤ひかり,浅田拓海,小島真実,土木学会,第79回土木学会全国大会年次学術講演会講演概要集,2024年09月05日

  • 路面ひび割れに着目したサイクルルートのネットワークレベル舗装評価

    浅田拓海,柳澤ひかり,土木学会,第79回土木学会全国大会年次学術講演会講演概要集,2024年09月05日

  • AI型舗装点検技術を応用したサイクルルートのひび割れ損傷路面のホットスポット検出

    柳澤ひかり,浅田拓海,小林岳,土木学会舗装工学講演会,第29回舗装工学講演会概要集,2024年08月29日,WEB

  • 路面ひび割れに着目した自転車走行環境に関する印象評価試験

    熊谷陽太,柳澤ひかり,小島真実,浅田拓海,土木学会,土木学会北海道支部論文報告集,(頁 D-14),2024年02月03日

  • 車載カメラと単眼深度推定を用いた建築限界越境樹木の検知手法

    髙山侑人,植田知孝,浅田拓海,土木学会,土木学会北海道支部論文報告集,(頁 F-03),2024年02月03日

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共同研究の実績 【 表示 / 非表示

  • 独立行政法人

    2023年07月25日,6940503(円)

  • 地方公共団体公共団体

    2018年04月02日,その他,1870000(円)

  • 大企業

    2017年12月14日,ライフサイエンス分野,1100000(円)

受託研究の実績 【 表示 / 非表示

  • 中小企業

    2019年09月12日,0(円)

  • 2017年08月07日,0(円)

科学研究費助成事業 【 表示 / 非表示

  • AI型路面測定の応用による地域の救急医療に資する舗装維持管理方策の提案

    2022年度 ~ 2024年度,基盤研究(C),22K04360

  • 河川・土砂災害リスクを考慮した広域道路ネットワークの道路整備計画手法の構築

    2017年度 ~ 2019年度,基盤研究(B),17H03318

  • 画像ビッグデータ活用による網羅的地域景観分析と景観堪能ルート探索手法の開発

    2017年度 ~ 2018年度,若手研究(B),17K13304

  • 舗装ひび割れ点検のための低コスト・簡易型マシンビジョンシステムの開発

    2015年度 ~ 2016年度,若手研究(B),15K18097

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 測量学実習

    2024年度,学部

  • 測量学

    2024年度,学部

  • 確率統計(Aクラス)

    2024年度,学部

  • 土木応用プログラミング(前半8週)

    2024年度,学部

  • 建設マネジメント

    2024年度,学部

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公開講座等 【 表示 / 非表示

  • 冬期に誰もが安心に移動できる環境構築に向けた取組みと今後の展望

    2022年11月24日,一般社団法人 交通工学研究会,札幌,講演

  • 建設システムにおけるICTの進展と積雪寒冷地における最先端の研究について

    2022年10月12日,北海道札幌工業高等学校,北海道札幌工業高等学校(ZOOM形式),講演

  • 建設システムにおけるICTの進展と積雪寒冷地における最先端の研究について

    2021年11月08日,北海道札幌工業高等学校,北海道札幌工業高等学校(ZOOM形式),講演

  • 建設システムにおけるICTの進展と積雪寒冷地における最先端の研究について

    2020年10月19日,北海道札幌工業高等学校,講演

  • 津波による人的被害要因について-南三陸町から学ぶ-

    2015年11月07日,室蘭工業大学,室蘭工業大学,地域防災のための基礎講座~津波に備える~,講演

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講演 【 表示 / 非表示

  • AIと空間系ビッグデータを用いた道路・交通マネジメントの高度化

    2023年06月28日,株式会社NTCコンサルタンツ

  • 地域課題解決に向けた AI 点検技術の開発と応用-ニューノーマル時代の舗装維持管理を考える-

    2022年12月09日,日本道路協会 舗装総括小委員会 異分野連携WG

  • AI支援による道路舗装の点検効率化とネットワークレベル評価

    2022年03月07日,社団法人日本写真測量学会 動体計測研究会

  • 道路分野へのAIの適用について~AIによる舗装点検の効率化・点検DBの構築と活用~

    2021年07月15日,恵庭市

  • VUCA時代における地域づくり・インフラ管理に向けた空間データ研究

    2020年12月15日,国土交通省 地域道路経済戦略研究会 北海道地方研究会

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学会・研究会の主催等 【 表示 / 非表示

  • 舗装診断研究会 The PDRG Meeting JRPUG 2023

    Atlanta,Committee

  • 土木学会 第28回舗装工学講演会

    札幌市,委員

  • 舗装診断研究会 The PDRG Meeting JRPUG 2022

    札幌市,Committee

  • 土木学会 第27回舗装工学講演会

    札幌市,委員

学会委員会 【 表示 / 非表示

  • 2024 IEEE 13th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2024)

    2024年07月,論文査読,IEEE 13th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2024),全国

  • 土木計画学研究委員会 政策と実践運営小委員会 査読委員

    2024年06月 ~ 継続中,論文査読,土木学会,全国

  • 土木学会AI・データサイエンス論文集 Vol.5(2024)査読者

    2024年06月,論文査読,土木学会構造工学委員会,全国

  • 土木計画学研究委員会 令和6年能登半島地震対応特別プロジェクト 交通・インフラWG

    2024年 ~ 継続中,委員,土木学会,全国

  • 土木学会 土木計画学研究委員会 委員兼幹事

    2023年09月 ~ 継続中,委員,土木学会,全国

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審議会 【 表示 / 非表示

  • 苫小牧市都市計画審議会

    2022年 ~ 2024年,委員

  • 登別市空家等対策審議会

    2022年 ~ 2024年,委員

  • 登別市空家等対策審議会

    2017年 ~ 2018年,委員

国・自治体等の委員 【 表示 / 非表示

  • 北海道開発局 地域道路経済戦略研究会北海道地方研究会委員

    2023年度

  • 北海道開発局 積雪寒冷地における道路舗装の長寿命化と予防保全に関する検討委員会

    2023年度

  • 北海道開発局 地域道路経済戦略研究会北海道地方研究会委員

    2022年度

  • 北海道開発局 積雪寒冷地における道路舗装の長寿命化と予防保全に関する検討委員会

    2022年度

  • 北海道開発局 地域道路経済戦略研究会北海道地方研究会委員

    2021年度

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