基本情報

写真a

武田 圭生

タケダ ケイキ


所属センター等1

希土類材料研究センター

担当専攻 博士前期課程

情報電子工学系専攻

担当専攻 博士後期課程

工学専攻

担当学科

創造工学科

職名

准教授

電子メールアドレス

メールアドレス

ホームページURL

http://www.muroran-it.ac.jp

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 電子デバイス、電子機器

  • ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 電気電子材料工学

  • 高圧物性工学

出身大学院・研究科等 【 表示 / 非表示

  • 室蘭工業大学・大学院

    1996年03月,博士前期,工学研究科,電気電子工学専攻,修了,日本国

  • 室蘭工業大学・大学院

    1999年03月,博士後期,工学研究科,生産情報システム工学専攻,修了,日本国

出身学校・専攻等 【 表示 / 非表示

  • 室蘭工業大学

    1994年03月,工学部,電気電子工学科,卒業,日本国

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(工学)

    高圧下における金属-ジオンジオキシマート錯体の構造と電子物性

所属学会 【 表示 / 非表示

  • 日本高圧力学会

  • 応用物理学会

  • 電気学会

  • 分子科学会

  • 日本物理学会

学術賞 【 表示 / 非表示

  • 超伝導科学技術賞

    2002年06月22日,未踏科学技術協会

 

有機金属錯体を利用した電子デバイス材料

圧力を利用して分子間距離を制御する

研究開発の目的

原子・分子間距離を制御して新電子デバイス材料開発

材料の性質を理解するために分子間距離を変えてみたいとき、一部を大きな分子に置換することが行われる。圧力を利用すると調べたい材料を構成する分子のまま距離を制御できる。特に有機物や金属錯体は大きな結晶格子を持つので顕著な圧力効果が期待できる。ピコレベルで分子間距離を制御して光学的性質や電気伝導を調査し、新しい電子デバイス材料の開発に利用する。

研究開発の概要

有機物や金属錯体を利用した新しい電子デバイス材料の開発

従来は一次元金属錯体の構成分子を置換して分子間距離を変化させていたが、圧力をかけることで分子間距離を変化させることが可能になった。また、一次元金属錯体は分子同士が近づくと色が多彩に変化し、電気抵抗が急激に減少する。この性質を利用すると、色から圧力が分かる圧力インジケータや電気抵抗から圧力を求める高圧力センサーとして利用できる。

研究紹介

研究開発の特徴/利点

1.研究のポイント 2.研究の新規性
  • 分子間距離を近付けたまま光学測定、電気伝導、結晶構造解析が可能
  • 圧力による電子材料の新しい性質の探索
  • 10万気圧を超える高圧力下での物性測定技術
3.従来の技術に比べての優位性 4.特許関連の状況
  • 構成分子を置換せずに分子間距離を変化させる
  • 分子間距離のピコレベル制御
  • 分子同士を近付けた状態で測定可能
  • ミクロンサイズの微小試料で測定可能
 

著書 【 表示 / 非表示

  • 室蘭工大 未来をひらく技術と研究

    関根ちひろ、武田圭生他,北海道新聞社,超高圧で夢の材料を作る,(頁 230),2014年07月

論文 【 表示 / 非表示

  • Large anomalous Hall effect and unusual domain switching in an orthorhombic antiferromagnetic material NbMnP

    H. Kotegawa, Y. Kuwata, V. T. N. Huyen, Y. Arai, H. Tou, M. Matsuda, K. Takeda, H. Sugawara and M. Suzuki,npj Quantum Materials,8巻,1号,Article Number:56,2023年12月

  • Photoexcited Carrier Transfer in CuInS2 Nanocrystal Assembly by Suppressing Resonant-Energy Transfer

    Y. Hamanaka, S. Okuyama, R. Yokoi, T. K., K. Takeda, C. Sekine,ChemPhysChem,24巻,21号,Article Number:e202300029,2023年11月

  • Significant changes in thermoelectric properties of unfilled skutterudite compounds MSb3 (M = Co and Rh) by self-insertion reaction

    K. Awaji, K. Nishimura, K. Suwa, J. Hayashi, Y. Kawamura, K. Takeda, H. Gotou, and C. Sekine,Materials Today Communications,36巻,Article Number:106825,2023年08月

  • Observation of multigap and coherence peak in the noncentrosymmetric superconductor CaPtAs: 75As nuclear quadrupole resonance measurements

    Nagase Y., Manago, M., Hayashi, J., Takeda, K., Tou, H., Matsuoka, E., Sugawara, H., Harima, H., Kotegawa, H.,Physical Review B,107巻,10号,2023年03月

  • Structural Phase Transition and Possible Valence Instability of Ce-4f Electron Induced by Pressure in CeCoSi

    Kawamura Yukihiro,Ikeda Kakeru,Dalan Alisha Nurshafiqah Binti Amat,Hayashi Junichi,Takeda Keiki,Sekine Chihiro,Matsumura Takeshi,Gouchi Jun,Uwatoko Yoshiya,Tomita Takahiro,Takahashi Hiroki,Tanida Hiroshi,Journal of the Physical Society of Japan,91巻,6号,(頁 1 ~ 8),Article Number:064714,2022年05月

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国際会議Proceedings 【 表示 / 非表示

  • Structural Analysis of CeCoSi under Pressure

    A. Dalan, K. Saito, K. Ikeda, H. Tanida, J. Hayashi, K. Takeda, C. Sekine, and Y. Kawamura,Proceedings of the 29th International Conference on Low Temperature Physics (LT29),38号,Article Number:011085,2023年05月

  • Negative Persistent Photoconductivity Effect on WeakAnti-Localization in Hetero-Interface of InSb/GaAs(100)

    A. Fujimoto, S. Ishida, K. Takeda, A. Okamoto, and I. Shibasaki,AIP Conf. Proc.,893巻,(頁 567 ~ 568),2007年

  • Study of Spin-Orbit Interaction in AlxGa1

    S. Ishida, A. Fujimoto, K. Oto, K. Takeda, and I. Shibasaki,AIP Conf. Proc.,893巻,(頁 569 ~ 570),2007年

  • Magneto-Transport Properties in AlxGa1-xAsySb1-y/InAs Quantum Wells

    S. Ishida, A. Fujimoto, K. Takeda, A. Souma, K. Oto, A. Okamoto and I. Shibasaki,The Institute of Physics Conference Series Number 187,(頁 585 ~ 590),2005年

  • Spin-Orbit Interactionin InSb Thin Films Grown on GaAs(100) Substrates by MBE: Effect of Hetero-Interface

    S. Ishida, K. Takeda, A. Okamoto, I. Shibasaki,AIP Conf. Proc.,772巻,(頁 1287 ~ 1288),2005年

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研究報告 【 表示 / 非表示

  • CeCoSi の高圧低温下における結晶構造と電子状態

    川村幸裕, 池田翔, 林純一, 武田圭生, 関根ちひろ, 松村武, 上床美也, 冨田崇弘, 高橋博樹, 谷田博司,Photon Factory Activity Report,40巻,(頁 47 ~ ),2023年05月

  • 高圧技術によるカルコパイライトナノ粒子の粒子間隔の精密制御

    武田 圭生、林 純一、葛谷 俊博、関根ちひろ,Photon Factory Activity Report,39巻,(頁 158 ~ ),2022年07月

  • CeCoSiの室温高圧下粉末X線回折実験

    上田諒大, 川村幸裕, 谷田博司, 林純一, 武田圭生, 関根ちひろ,Photon Factory Activity Report,2019年08月

  • 部分充填スクッテルダイト化合物 LaxRh4Sb12の高圧下における構造安定性

    林純一, 中島良介, 佐藤雄也, 秋元大輔, 梶山誉文, 川村幸裕, 武田圭生, 関根ちひろ,Photon Factory Activity Report 2017,2018年

  • アルカリ土類を含む As 系充填スクッテルダイト化合物の体積弾性率

    川村幸裕,, 林純一, 武田圭生, 関根ちひろ,Photon Factory Activity Report 2017,2018年

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学会等発表 【 表示 / 非表示

  • ドット間隔を制御したCdSe量子ドット超格子膜の作製

    樋口 翔, 葛谷 俊博, 武田 圭生, 渡邊 厚介, 濱中 泰,第71回応用物理学会春季学術講演会,応用物理学会,第71回応用物理学会春季学術講演会予稿集,2024年03月22日,東京都世田谷区&オンライン開催,日本国

  • NbMnPにおける反強磁性由来の異常ホール効果が示す非対称なヒステリシスについての研究

    新井祐樹, 小手川恒, Vu Thi Ngoc Huyen, 藤秀樹, 武田圭生, 菅原仁,日本物理学会2024年春季大会,日本物理学会,日本物理学会2024年春季大会概要集,2024年03月18日,オンライン開催,日本国

  • TaMnPにおける反強磁性的磁気転移と異常ホール効果

    小手川恒, 中村彰良, 新井祐樹, 藤秀樹, 菅原仁, 武田圭生,日本物理学会2024年春季大会,日本物理学会,日本物理学会2024年春季大会概要集,2024年03月18日,オンライン開催,日本国

  • スクッテルダイト化合物RhSb3のSbケージとエネルギーバンド構造

    武田圭生, 内藤雄太, 林純一, 関根ちひろ,日本物理学会2024年春季大会,日本物理学会,日本物理学会2024年春季大会概要集,2024年03月18日,オンライン開催,日本国

  • CeMnSiにおけるMn反強磁性秩序の圧力依存性

    西山紗恵, 林純一, 武田圭生, 関根ちひろ, Hanming Ma, 上床美也, 谷田博司, 川村幸裕,日本物理学会2024年春季大会,日本物理学会,日本物理学会2024年春季大会概要集,2024年03月18日,オンライン開催,日本国

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科学研究費助成事業 【 表示 / 非表示

  • 圧力印加による量子ドット3次元超格子の創製とドット間協力現象に基づく光機能の開拓

    2020年度 ~ 2022年度,基盤研究(C),20K05256

  • 超高圧技術が開く革新的ナノ粒子合成プロセス

    2017年度,基盤研究(C),16K06810

  • 超高圧技術が開く革新的ナノ粒子合成プロセス

    2016年度 ~ 2018年度,基盤研究(C),16K06810

  • 超高圧技術が開く革新的ナノ粒子合成プロセス

    2016年度,基盤研究(C),16K06810

  • 6−6型高圧発生装置を用いた新奇希土類プニクタイドの創製

    2015年度,基盤研究(B),23340092

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担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 電気回路基礎(Aクラス)

    2024年度,学部

  • 電気電子工学実験A(週2回開講)

    2024年度,学部

  • 電気電子工学実験A(週2回開講)

    2024年度,学部

  • 半導体工学特論

    2024年度,博士前期課程

  • 学内インターンシップ(電気電子)

    2024年度,博士前期課程

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公開講座等 【 表示 / 非表示

  • 第8回サイエンスフェスタ

    2023年07月29日,室蘭工業大学希土類材料研究センター,えみらん DENZAI環境科学館,サイエンススクール,講演

  • 体験しよう!!未来を変える夢の新材料と不思議な超高圧の世界

    2023年07月15日,室蘭工業大学,日本学術振興会,室蘭工業大学,ひらめき☆ときめきサイエンス,講演

  • 「帰ってきたサイエンスフェスタ」(第7回サイエンスフェスタ)

    2022年07月30日,室蘭工業大学希土類材料研究センター,えみらん DENZAI環境科学館,サイエンススクール,講演

  • 体験しよう!!未来を変える夢の新材料と不思議な超高圧の世界

    2022年07月16日,室蘭工業大学,日本学術振興会,室蘭工業大学,ひらめき☆ときめきサイエンス,講演

  • 体験しよう!!未来を変える夢の新材料と不思議な超高圧の世界

    2021年12月18日,室蘭工業大学,日本学術振興会,室蘭工業大学,ひらめき☆ときめきサイエンス,講演

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講演 【 表示 / 非表示

  • 新型コロナ禍における電気電子工学実験の遠隔教育による実践

    2020年09月17日,電気系教員協議会 教育研究集会

学会・研究会の主催等 【 表示 / 非表示

  • 第60回高圧討論会

    札幌市,委員,日本

  • 平成29年電気学会 基礎・材料・共通部門大会(A部門大会)

    室蘭市,委員,日本

  • 高圧討論会

    室蘭市,委員,日本