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神田 康晴 カンダ ヤスハル
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学術賞 【 表示 / 非表示 】
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石油学会奨励賞(出光興産賞)
2014年05月27日,公益社団法人石油学会
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日本化学会北海道支部奨励賞
2019年01月23日,日本化学会北海道支部
貴金属系触媒による高効率脱硫
研究開発の目的
環境への負荷を抑えた石油燃料をつくる日本のエネルギーの約50%を占める石油燃料。その石油には硫黄化合物が入っているので、燃焼させると硫黄酸化物(SOx)が排出されてしまう。SOxは大気中の水分と反応して酸性雨になり、水質汚染や腐食、森林破壊の原因となる。消費前に石油から硫黄分を取り除くことで、環境-の負荷を低減できる。
研究開発の概要
貴金属を高分散またはリン化した高活性触媒の開発水素化脱硫により石油から硫黄を取り除くための触媒の研究をしている。貴金属は高価であるが水素化能が高く、高活性が期待できる。また貴金属触媒は回収技術が確立されているため、高いリサイクル性を併せ持つ。一般的に貴金属は硫黄に弱いとされてきたが、貴金属を高分散状態またはリン化物にすることにより、硫黄に対して強くすることが可能になった。
研究開発の特徴/利点
1.研究のポイント | 2.研究の新規性 |
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3.従来の技術に比べての優位性 | 4.特許関連の状況 |
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著書 【 表示 / 非表示 】
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容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
上道芳夫,神田康晴,技術情報協会,2022年12月,9784861049149
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有機ハイドライド・アンモニアの合成と利用プロセス
神田康晴 他,シーエムシー出版,貴金属リン化物触媒の脱水素活性,2021年04月,9784781316000
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触媒の劣化対策、長寿命化
神田康晴 他,技術情報協会,触媒の耐硫黄性評価,2020年12月,978-4-86104-814-2
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リンの事典
神田康晴 他,朝倉書店,金属リン化物,(頁 368),2017年11月,978-4-254-14104-7
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触媒の設計・反応制御 事例集
神田康晴・上道芳夫・杉岡正敏,技術情報協会,触媒の予備硫化と活性化技術,(頁 827),2013年04月
論文 【 表示 / 非表示 】
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Propane metathesis and hydrogenolysis over titanium hydride catalysts
M. Huang, Y. Tomimuro, S. Miyazaki, S. Mine, T. Toyao, Y. Hinuma, Y. Kanda, M. Kitano, K. Shimizu, Z. Maeno,Catalysis Science and Technology,13巻,21号,(頁 6247 ~ 6253),2023年09月
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Highly Active Ruthenium Phosphide Catalyst for Selective Hydrogenation of Acetylene and Its Reaction Mechanism
M. Murakami, Y. Kanda,Chemistry Letters,52巻,5号,(頁 310 ~ 313),2023年04月
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Highly Active Silica-supported Rhodium Phosphide Hydrodesulfurization Catalyst Prepared by Sequential Impregnation to Control the Rhodium and Phosphorus State
T. Ono, Y. Kanda,Journal of the Japan Petroleum Institute,65巻,5号,(頁 175 ~ 183),2022年09月
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Difference in cadmium chemisorption on calcite and vaterite porous particles
R. Sasamoto, Y. Kanda, S. Yamanaka,Chemosphere,297巻,Article Number:134057,2022年06月
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Enhancement of the Hydrodesulfurization and C-S Bond Cleavage Activities of Rhodium Phosphide Catalysts by Platinum Addition
Y. Kanda, R. Saito, T. Ono, K. Kon, T. Toyao, S. Furukawa, Y. Obora, K. Shimizu,Journal of Catalysis,408巻,(頁 294 ~ 302),2022年04月
論説・解説 【 表示 / 非表示 】
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NaHZSM-5触媒によるLDPE接触分解反応
市橋航,上道芳夫,神田康晴,ペトロテック,46巻,12号,(頁 772),2023年12月
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水素化脱硫触媒
神田康晴,ペトロテック,46巻,11号,(頁 716 ~ 718),2023年11月
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水素化脱硫反応における第4周期金属添加リン化ロジウム触媒のC-S結合開裂能
神田康晴,触媒,65巻,3号,(頁 170 ~ 175),2023年06月
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ゼオライト系触媒を用いたプラスチック混合物の水素移行型分解
上道芳夫,神田康晴,触媒,65巻,2号,(頁 114 ~ 119),2023年04月
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バイオマス化学原料化のための貴金属リン化物の開発
神田康晴,触媒,64巻,2号,2022年04月
研究報告 【 表示 / 非表示 】
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酸化チタンを担体に用いた高性能脱硫触媒の開発と活性制御因子の解明
神田康晴,日揮・実吉奨学会2018年度研究助成金受給者 研究報告書,37巻,(頁 56 ~ 59),2020年03月
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グリーン水素製造(第2報)金属酸化物担持ニッケル触媒によるメタン分解反応
アスマリザ アプドル ビンティ ガニ, 齋藤真由, 神田康晴, 小林隆夫, 上道芳夫, 杉岡正敏,室蘭工業大学紀要,58巻,(頁 97 ~ 101),2009年02月
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Catalytic properties of metallosilicates
Y. Kanda, E. Janiszewska, J. Pawlesa, S. Kowalak, M. Sugioka,Memoirs of the Muroran Institute of Technology,58巻,(頁 89 ~ 95),2009年02月
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担持ニッケル触媒によるメタンの分解反応 -グリーン水素製造
アスマリザ ビンティ アブドル ガニ, 齋藤真由, 神田康晴, 小林隆夫, 上道芳夫, 杉岡正敏,室蘭工業大学紀要,57巻,(頁 37 ~ 42),2007年11月
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アルミニウムと水とのメカノケミカル反応による水素製造
杉岡正敏, 竹田昌広, 東條祐輔, 出口力也, 神田康晴,佐藤考志, 小林隆夫, 上道芳夫,室蘭工業大学紀要,56巻,(頁 35 ~ 39),2006年12月
学会等発表 【 表示 / 非表示 】
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プラスチックのケミカルリサイクルを指向した耐ナイロン触媒の開発
村崎友香, 上道芳夫, 神田康晴,日本海水学会若手会 第15回学生研究発表会,日本海水学会若手会第15回学生研究発表会要旨集,2024年03月06日
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貴金属リン化物触媒のリン酸還元活性
高橋佑輔, 神田康晴,化学系学協会北海道支部 2024年冬季研究発表会,冬季研究発表会要旨集,2024年01月23日
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Rh2P触媒の選択的水素化脱硫活性に与えるP/Rh比の影響
阿部菜摘, 安澤賢哉, 神田康晴,化学系学協会北海道支部 2024年冬季研究発表会,冬季研究発表会要旨集,2024年01月23日,日本国
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NaHZSM-5触媒を用いたLDPE接触分解反応
市橋航, 上道芳夫, 神田康晴,化学系学協会北海道支部 2024年冬季研究発表会,冬季研究発表会要旨集,2024年01月23日,日本国
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P/HZSM-5触媒のポリオレフィン分解活性と酸性質の関係
望月楓華, 上道芳夫, 神田康晴,化学系学協会北海道支部 2024年冬季研究発表会,冬季研究発表会要旨集,2024年01月23日
共同研究の実績 【 表示 / 非表示 】
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大企業
2023年04月17日,6500000(円)
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中小企業
2022年06月24日,475280(円)
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中小企業
2020年06月05日,375000(円)
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大企業
2019年04月01日,4981200(円)
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中小企業
2018年06月11日,物質・材料分野,950400(円)
受託研究の実績 【 表示 / 非表示 】
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大企業
2022年04月01日,57661000(円)
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公益法人等
2015年03月30日,環境分野,993000(円)
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公益法人等
2010年09月15日,製造技術分野,1300000(円)
科学研究費助成事業 【 表示 / 非表示 】
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新規脱硫触媒の耐硫黄性評価方法の開発と耐硫黄性発現のメカニズム解明
2020年度 ~ 2023年度,基盤研究(C),20K05577
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ポリオレフィン水素を利用する廃プラスチックの新規ケミカルリサイクルシステムの構築
2017年度,基盤研究(C),15K00597
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重油の効率的脱硫のための新しい調製概念に基づくリン化ロジウム系触媒の開発
2016年度 ~ 2018年度,若手研究(B),16K17940
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ポリオレフィン水素を利用する廃プラスチックの新規ケミカルリサイクルシステムの構築
2016年度,基盤研究(C),15K00597
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ポリオレフィン水素を利用する廃プラスチックの新規ケミカルリサイクルシステムの構築
2015年度,基盤研究(C),15K00597
その他補助金等 【 表示 / 非表示 】
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酸化チタンを担体に用いた高性能脱硫触媒の開発と活性制御因子の解明
2018年09月01日 ~ 2019年08月31日,公益財団法人 日揮・実吉奨学会,(公財)日揮・実吉奨学会 2018年度研究助成金,2000000(円)
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高度石油精製プロセスのためのゼオライト担持貴金属リン化物触媒の開発
2012年08月10日 ~ 2013年03月31日,(財)北海道科学技術総合振興センター,平成24年度ノーステック財団「研究開発助成事業」タレント補助金,400000(円)
特許取得 【 表示 / 非表示 】
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有機ハイドライドの水素貯蓄量を測定するための方法及び有機ハイドライドの水素貯蓄量測定用化合物
特願2019-056802,特開2020-159743,特許第7250318号
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オレフィンの製造方法 (US)
17/799,913,WO/2021/166854
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オレフィンの製造方法 (KR)
10-2022-7024869,10-2022-0143816
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オレフィンの製造方法 (EP)
21757274.2,4108649
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オレフィンの製造方法 (CN)
202180015474.1,115151519
担当授業科目 【 表示 / 非表示 】
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化学・生物学概論(Bクラス)
2024年度,学部
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化学・生物学概論(Aクラス)
2024年度,学部
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基礎化学(Cクラス)
2024年度,学部
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化学・生物学概論
2024年度,学部
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分析化学および実験(週2回開講)
2024年度,学部
公開講座等 【 表示 / 非表示 】
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オープンキャンパス
2023年08月05日,室蘭工業大学,企画
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オープンキャンパス
2022年08月06日,室蘭工業大学,企画
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オープンキャンパス
2021年08月21日,室蘭工業大学,企画
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実験好き集まれ!室蘭工大若手教員と科学実験しよう!-熱と物質の科学-
2018年12月15日,室蘭工業大学,室蘭市生涯学習センター,H30室工大サイエンススクール,企画
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化学反応でシリカゲルを作ろう!
2018年08月04日,室蘭工業大学,室蘭工業大学,オープンキャンパス,企画
講演 【 表示 / 非表示 】
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貴金属リン化物触媒の調製とリン酸の水素還元反応に対する活性
2023年03月15日,リン循環産業振興機構
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二酸化炭素排出量削減のための触媒化学 ー有機ハイドライド脱水素触媒の開発ー
2022年12月23日,触媒学会北海道支部
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炭化水素(油)の反応しかしていない触媒研究者の水溶液系反応への挑戦
2022年02月17日,日本海水学会若手会、LFPI
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貴金属リン化物の耐硫黄性評価とその触媒活性
2021年11月13日,石油学会JPIJS
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高度な脱硫を目指した貴金属リン化物系触媒の開発
2019年01月23日,日本化学会北海道支部
研修 【 表示 / 非表示 】
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触媒の構造解析(II)
2023年06月10日,触媒学会北海道支部,講師
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触媒の構造解析(II)
2022年06月25日,触媒学会北海道支部,講師
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触媒の構造解析(II)
2021年07月03日,触媒学会北海道支部,Web,北の国触媒塾,講師
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触媒の構造解析(II)
2020年10月10日,触媒学会北海道支部,Web,北の国触媒塾,講師
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触媒の構造解析(II)
2019年07月13日,触媒学会北海道支部,北海道大学,北の国触媒塾,講師