基本情報

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佐伯 功

サエキ イサオ


担当専攻 博士前期課程

生産システム工学系専攻

担当専攻 博士後期課程

工学専攻

担当学科

システム理化学科

職名

教授

電子メールアドレス

メールアドレス

ホームページURL

http://www.mmm.muroran-it.ac.jp/~isaos/

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ナノテク・材料 / 無機・錯体化学

  • ナノテク・材料 / 材料加工、組織制御

研究分野キーワード 【 表示 / 非表示

  • 光電気化学 腐食

  • 腐食、酸化、防食

  • 表面科学、表面改質、表面分析

出身大学院・研究科等 【 表示 / 非表示

  • 北海道大学・大学院

    1987年03月,修士,工学研究科,合成化学工学専攻,修了,日本国

出身学校・専攻等 【 表示 / 非表示

  • 北海道大学

    1985年03月,工学部,合成化学工学科,卒業,日本国

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(工学)

    フェライトステンレス鋼の高温初期酸化反応に関する研究

所属学会 【 表示 / 非表示

  • 日本金属学会

  • 腐食防食学会

  • 米国電気化学会

  • 表面技術協会

  • 日本鉄鋼協会

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表面と界面の分析と機能表面の創製

表面と界面の分析と機能表面の創製

研究開発の目的

材料の用途と使用環境を考えた表界面設計

金属材料表界面の劣化メカニズムを明らかにすること。金属材料の高温における耐高温腐食特性向上を目指した表面改質。電析(めっき)による機能表面の創製。

研究開発の概要

“はかる”技術の開発からスタートし表面を作りこむ

音響振動法を用いた高温における材料表界面劣化のリアルタイム分析装置の開発により,材料が高温・腐食環境でどのように劣化してゆくかを理解する。表面コーティング手法の開発と,使用環境を模擬した雰囲気におけるコーティング材料表面の劣化をリアルタイム分析し,一つ一つのニーズに合わせたコーティング方法の提案を行う。常識をこえた条件・方法によって生成するめっき表面の微細構造を精密に測定し,プロセスにフィードバックすることによって新しい表面を作りこむこと。

研究紹介

研究開発の特徴/利点

1.研究のポイント 2.研究の新規性
  • 作ろうとする材料は金属(表面)であり,きわめてオーソドックスなものを目指す
  • チャンピオン級の特性をもった材料ではなく,長く特性が維持できる材料を開発
  • そのため,材料と環境の相互作用による劣化とその防止方法を繰り返し詳細に検討
  • 「めっきとは平滑で美麗なもの」という常識をうちやぶることにより新たな用途を探索
  • 高温“その場”での劣化診断が可能になり,ピンポイントでの劣化原因究明と対処方法の提案が可能
3.従来の技術に比べての優位性 4.特許関連の状況
  • 音響振動法を用いた高温材料表面劣化リアルタイム分析装置はおそらく世界唯一
 

著書 【 表示 / 非表示

  • 鋼材表面特性に及ぼすスケール性状の影響

    佐伯功ほか,(社)日本鉄鋼協会,低炭素鋼に高温で生成したスケールの共振法による機械特性測定,(頁 194),2005年01月

  • 表面処理工学-基礎と応用-

    佐伯功ほか,日刊工業新聞社,化成処理、電着塗装,(頁 280),2000年02月

論文 【 表示 / 非表示

  • Co - W 合金電気めっきによる ステンレス鋼からの Cr 揮発防止

    佐伯功,ふぇらむ,27巻,7号,(頁 451 ~ 456),2022年07月

  • Microstructure and area specific resistance of cathodic half cells for solid oxide fuel cells composed of perovskite-type cathodes and Co-alloy-coated ferritic stainless steel interconnects

    LuGan, bXabierMontero, Saad Ahme Sheikha, IsaoSaeki, HideyukiMurakami,SURFACE & COATINGS TECHNOLOGY,406巻,25号,(頁 126059 ~ 126063),Article Number:126059,2021年01月

  • Thermal stability of the CoWO4 layer formed on ferritic stainless steel

    Lu Gan, Toshiyuki Nishimura, Saad Ahmed Sheikh, Isao Saeki, Hideyuki Murakami,Corrosion Science,176巻,Article Number:109037,2020年09月

  • Electroplating of Copper on Low Carbon Steel from Alkaline Citrate Complex Baths

    Isao Saeki, Takuma Harada, Isamu Tanaka, Tetsuya Ando, Lu Gan, Hideyuki Murakami,ISIJ International,60巻,9号,(頁 2031 ~ 2037),2020年09月

  • Effect of W Content on the Oxidation and Electrical Behaviors of Co­W Coatings for SOFC Interconnects Fabricated by Electrodeposition

    Lu Gan, Hideyuki Murakami, Isao Saeki,Materials Transaction,61巻,3号,(頁 490 ~ 496),2020年03月

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国際会議Proceedings 【 表示 / 非表示

  • Spalling of the Oxide Scales Formedon Stainless Steels During Cooling

    Isao Saeki・Tetsuro Ogama・Ryusaburo Furuichi・Shinichi Kikkawa,Proceedings of 12th Asian Pacific Corrosion Control Conference,(頁 810 ~ 819),2001年,Seoul

  • High-Temperature Oxidation of Ti Containing Stainless Steel in O2-N2 Atmosphere

    Hidenori Onishi・Isao Saeki・Ryusaburo Furuichi・Toru Okayama・Kenko Hanamatsu・Tamaki Shibayama・Heishichiro Takahashi・Shinichi Kikkawa,Proceedings of 12th Asian Pacific Corrosion Control Conference,(頁 820 ~ 829),2001年,Seoul

  • Effect of Chromium on the Formation of Chromium Rich Oxide Films on Fe-Cr Alloys at Elevated Temperatures

    Isao Saeki・Hiroaki Takeda・Ryusaburo Furuichi,Proceedings of International Symposium on High-Temperature Corrosion and Protection 2000,(頁 109 ~ 114),2000年,Rusutsu

  • High temperature oxidation of lanthanum coated type430 stainless steel

    Isao Saeki・Akihiro Saito・Ryusaburo Furuichi,Proceedings of 14th international corrosion congress,(頁 CD-ROM No.232 ~ ),1999年,Capetown

  • Effect of Manganese on the Initial Oxidation of Type 430 Stainless Steels at 1273 K

    Isao Saeki・Hidetaka Konno・Ryusaburo Furuichi,Proceedings of Symposium on Electrochemical Method in Corrosion,(頁 535 ~ 542),1995年,Sesimbra

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論説・解説 【 表示 / 非表示

  • Co-W合金電気めっきによるステンレス鋼からのCr揮発防止

    佐伯 功,ふぇらむ,27巻,7号,(頁 451 ~ 456),2022年07月

研究報告 【 表示 / 非表示

  • 時間分解X線回折法によるSUS430鋼のbreakaway現象in situ観測

    佐伯功,杉山雄祐,林重成,山内啓,土井教史,京将司,佐藤眞直,藤本慎司,平成22年度SPring-8重点産業利用課題成果報告書,(頁 125 ~ 128),2010年01月

  • 高温酸化アルミナ皮膜の相変態挙動のその場観察と相変態に及ぼ す各種金属元素の影響

    林重成,佐伯功,西山佳孝,土井教史,京将司,瀬川昌幸,平成22年度SPring-8重点産業利用課題成果報告書,(頁 242 ~ 244),2010年01月

  • 鉄鋼の製造プロセスにおける高温酸化に関する研究-継目無鋼管製造プロセスでの高温酸化スケールの活用に関する検討-

    日高康善, 佐伯功,室蘭工業大学地域共同研究開発センター研究報告,20号,(頁 22 ~ 27),2009年12月

  • 普通鋼・耐熱鋼の高温酸化スケール性状「その場」測定法の開発とスケール性状に対する応力の影響に関する研究

    佐伯功,ふぇらむ,11号,(頁 737),2006年11月

  • 耐食性向上を目的とした金属/溶射皮膜界面のナノ構造解析(1)界面密着性解析方法としての共振法界面評価装置の試作

    佐伯功, 田湯善章, 佐藤忠夫, 桃野正, 川原雄三,室蘭工業大学地域共同研究開発センター研究報告,15号,(頁 46 ~ 53),2004年11月

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学会等発表 【 表示 / 非表示

  • Formation of NiWO4 and FeWO4 layers as Cr ion diffusion barriers

    Supicha Trakludit, Isao Saeki, and Hideyuki Murakami,ISHOC20222,日本鉄鋼協会,ISHOC-2022,(頁 45-46),2022年10月16日,高松市,日本国

  • 泳動電着と電気めっきを用いたMnO-Co膜の作成と熱処理によるCo,Mnスピネル型酸化物への転換

    佐伯功,佐藤喜宣,久保田海斗,山本修平,渡邉悠太,藤野琢磨,小笠原隆人,第146回講演大会,表面技術協会,第146回講演大会講演要旨集,2022年09月06日,埼玉県深谷市,日本国

  • 泳動電着と電気めっきを用いたSiC-Ni 混合膜作成の試み

    田中洋平,佐伯功,第146回講演大会,表面技術協会,第146回講演大会講演要旨集,2022年09月06日,埼玉県深谷市,日本国

  • Development of a diffusion barrier layer for Cr ion by Fe-W electrodeposition and thermal oxidation

    Trakrudit Supicha, Isao Saeki,日本金属学会2022年春期講演大会,日本金属学会,日本金属学会2022年春期講演大会講演概要集,2022年03月15日,オンライン,日本国

  • 濃厚塩浴3価クロムめっきに対する浴組成の影響

    郡司祥宏,佐伯功,表面技術協会第145回講演大会,表面技術協会,表面技術協会第145回講演大会要旨集,2022年03月08日,オンライン,日本国

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共同研究の実績 【 表示 / 非表示

  • 大企業

    2024年02月07日,1690000(円)

  • 大企業

    2021年06月01日,1100000(円)

  • 大企業

    2020年07月07日,1100000(円)

  • 大企業

    2020年06月26日,1000000(円)

  • 中小企業

    2020年04月22日,600000(円)

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受託研究の実績 【 表示 / 非表示

  • 大企業

    2017年07月20日,製造技術分野,1000000(円)

  • 公益法人等

    2009年07月09日,ナノテクノロジー・材料分野,2000000(円)

科学研究費助成事業 【 表示 / 非表示

  • Co-W拡散バリアコーティングの多成分系および実材料への展開と社会実装

    2022年度 ~ 2024年度,基盤研究(C),22K04769

  • 大規模二酸化炭素資源化のための金属基板固体酸化物電気分解セルスタックの開発

    2019年度 ~ 2022年度,基盤研究(B),19H02807

  • 電気化学的な手法による複合材料膜の作成プロセスの構築と膜の特性評価

    2018年度 ~ 2021年度,基盤研究(C),18K04764

  • 二酸化炭素再資源化のための金属基板個体酸化物電気分解セルの開発

    2017年度,基盤研究(B),16H04644

  • 二酸化炭素再資源化のための金属基板個体酸化物電気分解セルの開発

    2016年度 ~ 2018年度,基盤研究(B),16H04644

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その他補助金等 【 表示 / 非表示

  • 耐環境劣化特性に優れたマグネシウム合金への粒子複合めっき方法の開発

    2013年04月01日 ~ 2014年03月31日,(財)JKA,平成25年度小型自動車等機械工業振興事業に関する補助金((財)JKA),3000000(円)

  • 軽量高強度マグネシウム合金の耐食コーティング研究

    2012年04月17日 ~ 2013年03月31日,(財)JKA,平成24年度小型自動車等機械工業振興事業に関する補助金((財)JKA),3000000(円)

特許取得 【 表示 / 非表示

  • インターコネクタ部材、および、インターコネクタ部材の製造方法

    特願2019-227820,特開2021-096964,特許第7390648号

  • インターコネクタ部材、および、インターコネクタ部材の製造方法

    特願2019-227819,特開2021-096963,特許第7324983号

  • 耐熱性被覆層を有するステンレス鋼部材およびその製造方法

    特願2018-028920,特開2019-143203

  • 鋼材の高温酸化を抑制する鋼材用酸化防止剤およびそれを使用する鋼材加熱方法

    特願2008-240887,特開2010-70819,特許第5238424号

  • 摺動部材およびすべり軸受

    特願2013-236649,特開2015-96750

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担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • フレッシュマンセミナー(Gクラス)

    2024年度,学部

  • 材料科学(前半8週)

    2024年度,学部

  • 化学生物と情報

    2024年度,博士前期課程

  • 材料科学(前半8週)

    2023年度,学部

  • 物理化学D

    2023年度,学部

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講演 【 表示 / 非表示

  • Corrosion in Fuel Plants

    2002年07月,海外技術者研修協会

学会・研究会の主催等 【 表示 / 非表示

  • Interfinish2020

    名古屋,Committee,日本

  • ISHOC2018

    松江市,General Chair,日本