基本情報

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菅田 紀之

スガタ ノリユキ


所属センター等1

環境科学・防災研究センター

担当専攻 博士前期課程

環境創生工学系専攻

担当専攻 博士後期課程

工学専攻

担当学科

創造工学科

職名

准教授

電子メールアドレス

メールアドレス

ホームページURL

http://www3.muroran-it.ac.jp/concrete/index.html

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 土木材料、施工、建設マネジメント

研究分野キーワード 【 表示 / 非表示

  • コンクリート

出身大学院・研究科等 【 表示 / 非表示

  • 室蘭工業大学大学院

    1986年03月,修士,工学研究科,土木工学専攻,修了,日本国

出身学校・専攻等 【 表示 / 非表示

  • 室蘭工業大学

    1984年03月,工学部,土木工学科,卒業,日本国

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(工学)

    RC覆工の耐衝撃設計に関する研究

所属学会 【 表示 / 非表示

  • 日本コンクリート工学会

  • プレストレストコンクリート工学会

  • 土木学会

 

コンクリートの高性能化と環境負荷低減化

産業副産物利用によるコンクリートの高性能化と低環境負荷の実現

研究開発の目的

環境負荷の少ない高性能コンクリートの開発

橋などのコンクリート構造物の長大化、軽量化、長寿命化のためにはコンクリートの高性能化が必要である。同時に、地球環境問題-の対応が重要である。コンクリート用材料として産業副産物であるフライアッシュ(石炭灰)等を使用することにより、環境負荷の少ない高性能コンクリートの開発を目指す。

研究開発の概要

"フライアッシュが環境負荷の少ない高性能コンクリートを可能にする

コンクリートの製造に用いられている材料の中で、セメントに関連するC02の排出量が一番多く、かつ膨大である。セメントの一部をフライアッシュ(C02の排出量がゼロに近い)で置換えることにより、コンクリート関連のC02の排出量を低減する。コンクリートの初期ひび割れの発生は、コンクリート構造物の早期劣化の原因となる。高性能コンクリートの初期ひび割れ発生の要因の一つである自己収縮を、フライアッシュとシリカフューム(産業副産物の一種)を併用することにより低減する。"

研究紹介

研究開発の特徴/利点

1.研究のポイント 2.研究の新規性
  • セメントの一部を産業副産物であるフライアッシュで置換えることによるCO2排出量の低減
  • フライアッシュとシリカフュームの混合割合の最適化による自己収縮の低減
  • フライアッシュ利用により高性能コンクリートの環境負荷低減化
  • フライアッシュ利用により高性能コンクリートの自己収縮低減化
3.従来の技術に比べての優位性 4.特許関連の状況
  • 環境にやさしい高性能コンクリート
  • 高性能コンクリートの自己収縮低減化
 

著書 【 表示 / 非表示

  • コンクリート技術シリーズNo.56「クリープ・収縮研究小委員会報告書」

    土木学会コンクリート委員会 クリープ・収縮研究小委員会,土木学会,(頁 49),2003年09月,4-8106-0400-4

論文 【 表示 / 非表示

  • 早強ポルトランドセメントおよびフライアッシュを用いた高強度コンクリートの強度および収縮特性

    須藤遥平,菅田紀之,齋藤隆明,松村音生,コンクリート工学年次論文集,46巻,1号,(頁 175 ~ 180),2024年06月

  • 高炉スラグ微粉末を混和した高強度コンクリートの強度発現および収縮に及ぼす無水石こうの影響

    佐藤磨弥,菅田紀之,吉田崇紀,コンクリート工学年次論文集,46巻,1号,(頁 163 ~ 168),2024年06月

  • コンクリートの強度発現および収縮特性に及ぼす高炉スラグ微粉末および粉末度の影響

    橋本周,菅田紀之,佐藤透高,谷美彩代,コンクリート工学年次論文集,46巻,1号,(頁 169 ~ 174),2024年06月

  • 普通強度コンクリートへのシリカフューム多量混和の可能性に関する検討

    吉川侑希,菅田紀之,コンクリート工学年次論文集,46巻,1号,(頁 145 ~ 150),2024年06月

  • フライアッシュと早強ポルトランドセメントを用いた高強度コンクリートの強度および収縮特性

    齋藤隆明,菅田紀之,田中章梧,コンクリート工学年次論文集,45巻,1号,(頁 136 ~ 141),2023年06月

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国際会議Proceedings 【 表示 / 非表示

  • Strength and Shrinkage Properties of High-Strength Concrete containing Ground-Granulated Blast-Furnace Slag and Silica Fume

    Yokokawa, K and Sugata, N,Joint Seminar on Environmental Science and Disaster Mitigation Research 2015 (JSED2015),(頁 113 ~ 114),2015年03月,室蘭

  • Crack Detection in Concrete Structural Member using Cross-Correlation Coefficient of Digital Image

    Ikki Takegahara and Noriyuki Sugata,Joint Seminar on Environmental Science and Disaster Mitigation Research 2014 (JSED2014),(頁 125 ~ 126),2014年03月,室蘭

  • Fatigue Properties of High-Strength Concrete with Blast Furnace Slag

    Sugata, N. and Ozaki, S.,Proceedings of the 2nd International Conference on Concrete under Severe Conditions,2巻,(頁 841 ~ 849),1998年06月,トロムソ

  • Long-Term Durability of Reinforced Concrete Submerged in the Sea for Seventy Years

    Ozaki, S. and Sugata, N.,Proceedings of the 2nd International Conference on Concrete under Severe Conditions,1巻,(頁 448 ~ 457),1998年06月,トロムソ

  • Full Scale Impact Test of PC Rock-Shed with Shock Absorbing System

    Sato, M., Nishi, H., Sugata, N. and Kishi, N.,Proceedings of the International Conference on Concrete under Severe Conditions,2巻,(頁 1623 ~ 1632),1995年08月,札幌

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研究報告 【 表示 / 非表示

  • シリカフュームを用いた高強度コンクリートの初期材齢時における圧縮クリープ

    菅田紀之,佐藤克俊,鎌田健太郎,コンクリート構造物のクリープおよび収縮による時間依存変形に関するシンポジウム論文集,(頁 253 ~ 258),2001年07月

  • 敷砂を緩衝材とするPC多主桁の弾性衝撃挙動

    菅田紀之,松岡健一,中野修,森哲哉,第2回落石等による衝撃問題に関するシンポジウム講演論文集,(頁 270 ~ 275),1993年06月

  • 緩衝構造の緩衝特性に関する数値解析的検討

    中野修,岸徳光,菅田紀之,三上隆,安藤智啓,第2回落石等による衝撃問題に関するシンポジウム講演論文集,(頁 13 ~ 16),1993年06月

  • 複合合成棒の縦波動伝播挙動

    菅田紀之,岸徳光,松岡健一,尾崎しのぶ,土木工学における非破壊評価シンポジウム講演論文集,(頁 99 ~ 104),1991年10月

  • 多重円筒体を伝播する弾性波の位相速度に及ぼす境界層の影響

    松岡健一,岸徳光,菅田紀之,能町純雄,土木工学における非破壊評価シンポジウム講演論文集,(頁 93 ~ 98),1991年10月

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学会等発表 【 表示 / 非表示

  • 高炉スラグ微粉末を混和した高強度コンクリートの強度発現および収縮に及ぼす無水石こうの影響

    佐藤磨弥,菅田紀之,吉田崇紀,日本コンクリート工学会(コンクリート工学年次大会),日本コンクリート工学会,コンクリート工学年次論文集,Vol.46,2024年06月26日,愛媛県・松山市

  • 普通強度コンクリートへのシリカフューム多量混和の可能性に関する検討

    吉川侑希,菅田紀之,日本コンクリート工学会(コンクリート工学年次大会),日本コンクリート工学会,コンクリート工学年次論文集,Vol.46,2024年06月26日,愛媛県・松山市

  • コンクリートの強度発現および収縮特性に及ぼす高炉スラグ微粉末および粉末度の影響

    橋本周,菅田紀之,佐藤透高,谷美彩代,日本コンクリート工学会(コンクリート工学年次大会),日本コンクリート工学会,コンクリート工学年次論文集,Vol.46,2024年06月26日,愛媛県・松山市

  • 早強ポルトランドセメントおよびフライアッシュを用いた高強度コンクリートの強度および収縮特性

    須藤遥平,菅田紀之,齋藤隆明,松村音生,日本コンクリート工学会(コンクリート工学年次大会),日本コンクリート工学会,コンクリート工学年次論文集,Vol.46,2024年06月26日,愛媛県・松山市

  • フライアッシュと早強ポルトランドセメントを用いた高強度コンクリートの強度および収縮特性

    齋藤隆明,菅田紀之,田中章梧,日本コンクリート工学会(コンクリート工学年次大会),日本コンクリート工学会,コンクリート工学年次論文集,Vol.45,2023年07月01日,福岡県・福岡市

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共同研究の実績 【 表示 / 非表示

  • 中小企業(同一県内)

    2023年05月10日,455000(円)

  • 中小企業

    2019年04月24日,275000(円)

  • 中小企業

    2018年08月29日,その他,275000(円)

  • 中小企業

    2015年09月25日,ナノテクノロジー・材料分野,420000(円)

  • 大企業

    2010年02月05日,社会基盤分野,275000(円)

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受託研究の実績 【 表示 / 非表示

  • 大企業

    2023年11月15日,729300(円)

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 土木実験

    2024年度,学部

  • コンクリート構造学Ⅰ

    2024年度,学部

  • 維持管理工学(前半8週)

    2024年度,学部

  • コンクリート工学(後半8週)

    2024年度,学部

  • 土木工学創造演習(後半8週・週2回開講)

    2024年度,学部

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教材開発 【 表示 / 非表示

  • 鉄筋コンクリート道路橋の設計

    2010年02月,菅田紀之, (頁 93)

  • 鉄筋コンクリート道路橋の設計

    2004年03月,菅田紀之, (頁 82)

  • 鉄筋コンクリート道路橋の設計

    2000年,菅田紀之, (頁 50)

教育論文 【 表示 / 非表示

  • 総合的理解を目指した技術者倫理教育の教授法

    2008年09月,安居光國、藤木裕行、青柳学、菅田紀之、早坂成人,工学教育,56巻,5号, (頁 pp.115-119)

  • 技術者倫理教育の授業効果

    2008年08月,安居光國、菅田紀之、金木則明、松山春男,第56回工学・工業教育研究講演会講演論文集

  • 室蘭工業大学の技術者倫理教育の試み-現状と課題-

    2007年08月,安居光国、松山春男、菅田紀之、金木則明、溝口光男、藤木裕行,第55回工学・工業教育研究講演会講演論文集, (頁 pp.206-207)

 

公開講座等 【 表示 / 非表示

  • 産業副産物・産業廃棄物のコンクリート利用

    2017年02月23日,室蘭工業大学,北海道・室蘭市・テクノアゴラ,室蘭工大研究紹介シリーズ,講演

  • 橋の耐震

    2005年07月23日,室蘭工業大学,室蘭工業大学,自然災害への備え,講演

研修 【 表示 / 非表示

  • コンクリートのひび割れについて

    2009年03月02日,胆振林業土木協会、東胆振森づくり協同組合、胆振水産土木協会(平成20年度森林土木・水産土木事業技術交流会),室蘭建設会館,森林土木・水産土木事業技術交流会,講演

  • 構造性能照査編2

    2002年06月17日,土木学会北海道支部,サッポロファクトリーホール,2002年制定コンクリート標準示方書発刊に伴う講習会,講演